ラスベガス滞在3日目
午前中、「今日こそは」と会場のキャッシュマンセンターまで足を運びました。
ホテルから会場まではジャスト10分。
バックドロップ(表彰台の後ろの大きな大会バナー)とフェンスが立てられていたくらいで、まだマットは敷かれていない状態でした。
それにしても会場が思ったよりも狭い!
観客席も少ないし、本当にここが会場?と思うくらいの狭さです。
マット数は確保できているようですが、チームメイトや観客は入りきれるのかどうか・・・
これだったら例年通りピラミッドでやってほしかったな、というのが正直な気持ちです。
そして午後からはいよいよレフェリーセミナー!
会場はCarlson Gracie Training Center Cavalcanti Jiu Jitsu
セミナーは13〜17時の4時間。
途中15分程度の休憩あり。
流れとしては、
ポイント・アドバンテージについて
→反則・ペナルティについて
→レフェリーのジェスチャーについて
リーピング・ニー(ニー・リーピング)やストーリングについては長い時間を費やしましたが、日本でのセミナーよりは紛糾することはなかったです。
パワーポイントを使用するスタイルは、アジアオープンで行なわれるルールセミナーと違って新鮮でした。
今回自分が準備したルールブック。
左ページに英語版、右ページに日本語版。
普段からレフェリーをやっており、最新版もチェック済みでしたし、英語版ルールブックの内容が表示されていたので、日本語訳と比較しながら説明を受けることができたので、比較的問題なく説明を理解できました。
それでもやはり言葉の壁は高く、参加者からの個別の質問とその回答については、正直あまり理解できませんでした。
やはり英語力は必要ですね。
海外遠征のたびに思うのですが、改めて真剣に英語を学ばなければいけないと強く感じました。
そんなこんなで何とか4時間のセミナーが終了!
修了証を受け取り、ルールディレクターに明日からのレフェリー業務について質問したところ・・・
「レフェリーの人数は確保していて、空きはない」
何ですって?
自分の英語力不足か、最初は言ってる意味が理解できませんでした。
何度か聞き返したところ、
「レ フ ェ リ ー の 空 き は な い 」
(わかりやすくゆっくりと)
え・・・?
「ソーリー」と言い、自分の肩をポンと叩き、ディレクターはその場から離れていきました。
呆然です。
「今度こそ、俺のワールドマスターズは終わった・・・」
ここまでの過程の中でとっくに涙など枯れ果てた自分ですが、さすがに泣きそうになりました。
頭が真っ白な状態でアカデミーを出て、速攻で桑原先生に電話。
JBJJFを通じて問い合わせてもらうことになりました。
海外では何が起こるかわかりませんが、
とにかく今は回答待ちの状態です。
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