「あり得ない」とは限らない

月3回、土曜日の11時から行なっているNBC学園「ダイエット・ブラジリアン柔術」講座。

後ろ受け身と柔術立ち、そのあとにヘッドロックされた状態からの解除を練習しました。

「受け身」というと、プロレスや柔道などで行なうように「バーン!」と豪快なものを想像する方も多いのではないでしょうか。

今日皆さんに練習していただいたのは「安全に後ろに倒れ込む」方法です。

流れとしては、
突き飛ばされる→頭を打たないように後ろに倒れ込む→ガードポジションの体勢を取る→柔術立ちの要領で立ち上がる

不用意に立とうとすると、相手の攻撃を受ける可能性があります。距離を取るように下がりながら起き上がりましょう。


写真のようなヘッドロックをされた状態の時は、頭を抱えられた反対の手でパンチをされないようにすることが重要です。そのためには相手の後方に回るようにして、相手の手を抑えましょう。

ちなみに今日練習した上記のテクニックは、競技柔術でも使用する技術が多く含まれています。


日常生活の中では、このような形で争いに巻き込まれる可能性は少ないと思います。しかし残念ながら「全くない」とは断言できません。
「まさか」の事態に慌てず対応できるようにしていただきたいですね。