本日の長崎新聞を読んで感じたこと

本日(2/13)の長崎新聞に県スポーツ表彰の記事が掲載されていました。

「国際大会などで優秀な成績を残した個人や団体に送られるスポーツ表彰の特別賞」

というものがあるそうですが、

ここにブラジリアン柔術が取り上げてもらえないことが本当に悔しいです。

昨年だけでも長崎県勢では

私がマスター&シニア世界選手権のシニア2茶帯ライトフェザー級で優勝、

エリア長崎の森山さんがアジアオープン選手権のシニア2で

階級別とオープンクラスで二冠王になっています。
(アジアオープンでは他にも県勢で入賞した方がいらっしゃるはずです。)

どちらの大会も、主催は国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)、

アジアオープンの主幹は一般社団法人日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)です。

民間が勝手に国際大会を名乗って開催した大会ではないのです。

ブラジリアン柔術が国体競技ではないから

取り上げていただくことができないのでしょうか?

他県の新聞では、関東のブラジリアン柔術の大会で優勝した選手や

総合格闘技「修斗」で世界王者のベルトを獲得した選手を

地方版で大きく取り上げてくれています。

私もマスター&シニア世界選手権から帰国後、

地元各メディアに紹介していただけるようメールしましたが、

良い返信をいただけたのは一社だけでした。

他はほとんど返信すらありませんでした。

友人を介して依頼したあるメディアからは

「競技人口の多さやオフィシャル度、世界的大会で共同配信されない競技は取り上げにくい」とのことでした。

実質、門前払いされたと認識しました。

と同時に、他県と比較して長崎でのブラジリアン柔術の認知度の低さを痛感しました。

その後、良いご縁に恵まれ、

長崎新聞社様に人物欄で取り上げていただき、

長崎ケーブルメディア様と長崎放送様の番組に出演させていただきました。

放映までは至っていませんが、

別番組の方に取材で何度か練習場に足を運んでいただいたこともあります。

本当にありがたいことです。

自分は選手としては決して強いとは思っていません。

茶帯で年代別の「世界王者」になり、黒帯になることができましたが、

同じカテゴリーでもっと強い選手がいることは重々承知しています。
それでも長崎で「ブラジリアン柔術」という競技を知っていただくため、

競技者を増やすためには喜んでピエロになって宣伝に勤めます。

番組上ではグラスコ長崎とNBC学園講座の宣伝をさせていただきました。
もちろんうちに入っていただけたら嬉しいですが、

お住まいや練習日の都合上、うちに通うことが不可能な方も多いでしょう。

長崎県内には他にもブラジリアン柔術のアカデミー・サークルがあります。
長崎市北部近郊では「なかよし格闘教室」様と「エリア長崎」様、

佐世保市では「シスイ柔術」様が活動しています。

いずれもホームページをお持ちですので

名称で検索すればヒットするはずです。

ぜひお気軽にお問い合わせしてみてください。

長崎で多くの人にブラジリアン柔術を知ってもらい、

競技人口を増やし、大会で優秀な成績を残した選手が

地元メディアに取り上げていただけるようにしたいです。

ブラジリアン柔術にはそれだけの価値のあるスポーツだと信じています。